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◎ 組合結成 昭和21年3月15日 |
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◎ 私鉄総連加盟 昭和26年12月
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◎ 組合本部 |
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◎ 本社支部 |
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◎ 丸山支部 |
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◎ 阿佐谷支部 |
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◎ 青梅街道支部 |
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◎ 五日市街道支部 |
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◎ 武蔵野支部 |
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今や祖国日本は滔々と押寄せる反動の攻勢に流され、民主々義の
本質を見失い、労働者も亦組織本来の闘う目的と階級的自覚を忘れ
、労資協調の美名の下に、再び戦前の苛酷な搾取状態に顛落せんと
している 。しかし一方には平和を希求する声は澎湃として湧き上り、
史上かって見ざる程に全地上に満ちあふれている。
しかも平和の旗の担手が多くの進歩的な労働者、農民、知識人勤
労大衆であることは、誰が戦争を企み、何れの側が平和を欲してい
るかを明らかに示している。我が関東バス労働組合も、私鉄総連加
盟以来、一貫して総連の方針に則り歩を一にし、全日本的視野の中
に闘いを進めてきた。 我等の願望もまた、祖国日本の永遠の平和と
繁栄につなる。我等は我等の掲げる、一切の綱領基本方針は、直接
民主々義日本の再建と世界平和の道に通ずるものであると確信す
る。
しかしながら、我等は労働者の立場よりして「求めるものは闘い
取らねばならぬ」と云うことも亦真理である と深く認識する。即ち、
我々は我が組織に内包する諸種の欠陥を克服し、我が綱領を正し
く果敢に実践することにより、 明朗にして規律ある職場を闘い取り
豊かな生活を闘い取り世界平和を闘い取り 迫りつつある一切の反
動を粉砕し、社会主義社会を闘い取るもので、あることを栄ある第
7回定期大会に於て宣言する。
1952 年 7 月 28 日 関東パス労働組合第7回定期大会
1. 強固なる団結と不断の闘争による労働条件の維持改善
1. 階級的自覚に基く経済的社会的地位の向上
1. 友愛と信義の上に立つ明るく豊かな職場の確立
1. 相互扶助の精神に則る福利厚生の増進
1. 情操を培い、教養を高め封建的覊絆よりの解放と労働文化の創造
1. 和解と信頼を基調とする我国旅客運輸事業の民主的発展
1. 平和憲法を尊重し民主々義祖国日本の再建と自由と独立と平和の擁護
1. 万国労働者との同志的結合に依る社会主義社会の実現