調査企画部・車両対策部

 調査部は、組合内のあらゆる調査活動をしています。組合員の時間外勤務の実態や
賃金などを常に調査しています。また関東バス労働組合の時間外勤務については
一ヶ月70時間以内という36協定を会社と締結しており、これをオーバーしないように
指導をしています。また適正な人員配置などを研究しています。




 車両対策は調査部長が兼任しています。
私たちが働く上で大切なことは「使いやすく安全、お客様に対して誰にでも優しく利用が
できるバス」であることです。最近はバリアフリー対応のバスの導入が義務付けられたこ
とからノンステップバスを中心に導入が進められています。しかしノンステップバスは
構造上や法律の関係から、車内の居住空間がとても狭く、特に朝夕のラッシュ時には
お客様から好まれない傾向にあります。私たちは限られた空間を有効に活用できるように
座席配置の変更などで狭い空間をより広くできるよう工夫を重ねてきました。


また、関東バス伝統であり、ラッシュ時ご利用のお客様から好評の3ドア車は、バリアフリー
対応が難しいために平成8年以降は導入されていません。
ご理解とご協力をお願いします。


各バス停におけるガードレールの切れ目についても、各車両のドア配置が異なってきた
関係から停車位置がずれることも発生しています。このため、前扉にあわせて停車した
場合、後ろ扉の目の前のガードレールが切れていない・・・といった現象も発生して
います。ガードレールの切断はバス会社で行うことができませんので、行政に対して
ガードレールの切れ目変更を要請しています。


またオートマチック車の停止時や変速時のショックなど、バスの構造面の問題についても
会社やメーカーなどに改良を強く要請をしています。



安全で快適なバスを目指すため、車両対策部では「使う側・お乗りになる方の立場」で
会社やメーカーに要請をしていきます。


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