12月3日 08'秋闘拡大中央闘争委員会を
    開催し14:50分ストライキ中止を指令
      同日妥結組合委員会を開催
      12月3日15時56分  妥結 


 ■ 08'秋闘回答

  (2009年4月以降の退職金等に関する回答)

 1   2009年4月以降の退職金等に関する協定(第二基本給部分を
   含む)については、現行内容どうりとする。

 2   協定有効期限を2012年3月末とする。
    1) 協定内容を以下のとおりとする。
      「賃上げの67%を第一基本給へ繰り入れ33%を第二本給に
       繰り入れる」
    2)  協定の有効期限は2009年3月16日から2012年3月15日まで
      とする。

  (2008年労働協約改定要求に関する回答)

 1   2009年度に限り、9月22日を祝祭日休暇とし、2009年度の特定
   休暇付与日数は年間21日【現業員】とする
    詳細にいついては別途協議とする

 2   成人病検診の際、35歳以上【女性】の希望者に対しては「乳がん
   検診」を加えて実施する(詳細は、別途協議する)
 
   2008年秋闘は、退職金に関する協定維持要求に加え単組要求2項目を掲げ
  闘いを進めてまいりました。退職金協定の現行内容3年更新という重要課題に
  加え、祝日法による祝日増に伴う祝日休暇・特定休暇の1日上積み、疾患患者
  が激増している乳がん検診の実施という喫緊な課題の3点の要求は組合員にと
  って譲れないものとして交渉に臨みました。経営側からは乳がん検診について
  当初より前向きな回答がされたものの退職金、特定休暇については将来に繋が
  る大きな原資であることを繰り返し主張し交渉は難航しました。しかし組合側は、
  近年取り組んできた様々な組合員の再建協力を粘り強く訴え、95%を超えるス
  トライキ権を背景に交渉を進め12月3日15時56分 妥結致しました。
   
   08'秋闘に際し、多くの皆様の激励いただきましたこと、またご理解ご協力頂き
  ましたこと厚く感謝申し上げます。
                                       関東バス労働組合
 ■  関東バス労組 08秋闘動向 


    ■ 2008年秋闘 私鉄総連の基本構想と総点検闘争の重点項目

   (1) 
産業別統一闘争強化のための組織の点検

     労働協約関係、組合規約関係、企業の組織変更・再編、出向
   転籍に伴う事前協議制・本人の同意、不利益扱いの禁止


   (2) 
労働関係諸法制改正にともなう協定の実態点検

     労働基準法関係、育児・介護休業法関係、高年齢者雇用安定法
   関係、次世代育成支援対策推進法関係、安全衛生法関係


   (3) その他


     公益通報者保護法にもとづく整備、高年齢者雇用安定法に基
   づく60歳以降の雇用延長細目協定の実態点検


    ■ 私鉄関東地連・東京ブロック連絡協議会統一要求について
    

    2008年秋闘は組織・職場総点検闘争として取り組む年度のため、
  地連としての統一要求の取り組は行いません
 東京ブロックでの
  統一要求については、この職場討議後に単組代表者・労協担当者
  会議を開催し画一的な取り組みを模索しましたが、東京ブロック
  内で多くの路線バス組合が企業統合、組織統一などでそれぞれの
  取り組み課題を抱えているため共通・統一要求の立案は難しいも
  のと考えます。統一要求の確立が難しい状況ではありますが、
  2008年秋闘を力強く闘うためにブロック内の連帯を強めていき
  ます。

   

----- 関東バス労働組合  08秋闘要求項目 ------------
    ■ 2008年秋闘単組要求について

       
(2008年労働協約改定要求)
    
 1. 2009年9月22日を祝祭休暇に加えること。2009年度の特定
    休暇を一日加え年間21日付与とすること。付与の内訳は別途
    協議すること。

    2009年は祝日法により9月22日が国民の祝日となる。「国民
   の祝日は休日とすること」は法律によって決められていること
   であり、当日を祝祭休暇とすること、および特定休暇を一日増
   やすことを要求します。

     
    (その他の要求)
   2.成人病検診の際に希望者に対し婦人科検診を加えて実施す
    ること。

    乳がんが女性の壮年期(35〜64歳)のがん死亡原因のトップ
   となっている原状を考慮し成人病検診実施項目に婦人科検診を
   加え、早期発見の機会として社員の健康を守ることを求めます。

   (退職金に関する要求)
   1. 2009年4月以降の退職金に関する協定(第2本給部分を含む)
   については、現行内容どおりとすること。


   2. 協定有効期限を2012年3月末とすること。

                             以上

■ 次回第5回二役交渉 12月3日 AM 開催予定
■  第4回二役交渉 12月2日 PM 15:15〜開催

     依然!会社より誠意ある回答なし

                        PM 16:20 終了
■  第3回二役交渉 12月2日 AM 9:00〜開催

     依然!会社より誠意ある回答なし

                        AM 10:08 終了
■  第2回二役交渉 12月1日AM 10:40〜開催

     依然!会社より誠意ある回答なし

                        PM 12:50終了
   
■  小委員会交渉を二役交渉に切り替え 11月28日PM13:50〜
  第1回二役交渉開催
   
            進展なし
                        PM 14:52終了
■ 第6回小委員会交渉開催 11月28日 AM 9:00〜

   会社回答

 ■ 「2009年度に限り、9月22日を祝祭日休暇とし、2009年度の特定休暇
   付与日数は年間21日【現業員】とする
    詳細にいついては別途協議とする

   上記の会社回答がるが、退職金の3年間での現行維持した協定につい
   ては誠意ある回答はなし!

   組合):「賃金の後払い」である退職金の3年間での現行維持での協定
      についての趣旨を繰り返し主張する。 また会社回答に対し執行委
      員会を開催し交渉形態を二役交渉に切り替える事を決定し、退職
      金協定について勢力的に交渉を行っていくことを確認する。 

   会社):退職金の現行維持での3年間協定については、繰り返し将来に
      繋がるものとして回答できない事を繰り返し主張 

                                     AM10:07 終了 
■ 第5回小委員会交渉開催 11月26日 AM 9:00〜

   組合員のこれまでの会社再建のための協力をまったく無視し、今
  後の設備投資のため費用の増加を繰り返し主張し、誠意ある回答
  はなし!
  
  組合): 再度!秋闘要求の趣旨説明を繰り返しおこない、誠意ある
       回答求める! 

  会社): 繰り返し 特定休暇の1日付与増については日額1日分の支
       給での回答以外現状では厳しいと主張 また、退職金の現行
       維持での3年間協定についても回答できない

                                     AM10:08 終了    
■ 08秋闘を上回る!2008年秋季闘争スト権確立投票結果が
   集計される!

   
                95.23%
■ 第4回小委員会交渉開催 11月21日 AM 9:30〜

    秋闘要求について繰り返し趣旨説明を行うが会社からの誠意
   ある回答なし!


  組合): 秋闘要求の趣旨説明を繰り返しおこない、誠意ある回答求める!

  会社): 特定休暇の1日付与増については日額1日分の支給での回答以
       外現状では厳しいと主張 また、退職金の現行維持での3年間協
       定についても回答できない 

                                    AM10:16 終了 
■ 第3回小委員会交渉開催 11月20日 AM 9:00〜

   2009年9月22日の祝日に対して、「組合員に日額1日分を支給する」回答
  があるが、組合要求は「あくまで特定休暇の1日増」である事を強く訴える!
  また退職金の協定の3年間の協定、及び現行協定の維持についても、全く
  !誠意ある回答なし!        
  
  組合): 繰り返し国民の休日が1日増えることによる特定休暇の増は当然
       の事として要求を主張する。退職金協定についても、賃金の後払い
       である「現行の退職金協定」は絶対!譲る事のできない要求を繰り
       返し主張する。

  会社): 過去の経営責任での債務を組合員押し付け、今後の設備投資を
       訴え、今までの組合員の協力に対し応じる事ない主張を繰り返し
       た。

                                     AM 10:57 終了
■ 第2回小委員会交渉開催 11月19日 PM 13:00〜

  ’08秋闘’ 第2回小委員会交渉11月19日PM13:00より開催!要求項目
  である(成人病検診の際に希望者に対し婦人科検診を加えて実施する) 
   要求に対し会社より成人病検診の際、35歳以上【女性】の希望者に対
   しては「乳がん検診」を加えて実施する(詳細は、別途協議する)回答
   があるが、退職金の3年間での現行協定の維持と特定休暇の付与1
   日増に対しては誠意ある回答がまったっく無し!

   組合側) 引き続き退職金は賃金の後払いであり3年間での現行協定の
        維持は絶対に譲る事のできない要求である事を主張する。また、
        特定休暇の1日増付与についても、過去振り返っても国民の休
        日として特定休暇を付与を得てきたことを考えれば、当然の要
        求である。 

    会社) 繰り返し特定休暇の付与1日増については、大きな原資となり
        回答できない、又退職金協定についてすることができない。
  
                                      PM14:13 終了 
   
■ 第1回小委員会交渉11月18日AM 10:00より開催!

  要求項目である(成人病検診の際に希望者に対し婦人科検診を加えて
 実施する) 要求に対し会社より実施する事を元に前向きに検討する回答
 がされるが、退職金の3年間での現行協定の維持と特定休暇の付与1日増
 に対しては誠意ある回答がまったっく無し!

 組合側) 退職金は賃金の後払いであり3年間での現行協定の維持は絶対
      に譲る事のできない要求であり、特定休暇の1日増付与についても
      国民の休日が増える事を考えれば当然の要求である 

 会社側) 第一回の団体交渉でも説明した通り、下期の業績については経
       費も多くなる。特定休暇の付与1日増については、大きな原資となり
       回答できない、又退職金協定についても09春闘が一人平均ベア方
       式で要求される事が想定される中、回答することができない。 

                                    AM 11:17   終了

   
■ 第1回団体交渉開催 11月17日(月)AM10:0〜AM 10:48 終了

     

  組合) 組合側要求趣旨説明を行い、早期解決に向け誠意ある
       回答を求める!
  
  会社) 今期若干の業績の上昇がみられるが、10月については
      前年対比でマイナス状況である。今後の状況がみえない
      中での会社の状況も理解してもらいたい。
       
   ★):次回交渉を小委員会交渉に切り替え、第一回小委員会交渉
      11月18日 AM 10:00より開催予定


■ スト権投票             11月17〜20日

■ 08秋闘職場討議 
              10月30日 本社支部
                      阿佐ヶ谷支部
                      武蔵野支部

               10月31日  丸山支部
                      青梅街道支部
                      五日市街道支部